30代後半からでも人生を逆転させる目標を達成させる為に知っておくべき【潜在意識】

キャリア・転職

潜在意識とは?

人の意識には、自分自身で認識できている「顕在意識」と、認識できていない「潜在意識」の2種類があります。割合で見ると、顕在意識はわずか3%、潜在意識は驚異の97%を占めていると言われています。

つまり、意志の力(顕在意識)だけで目標を達成しようとするのは、3%の力で97%の大きな流れに逆らうようなもの。潜在意識の力を理解し、味方につけることで、よりスムーズに理想を現実化できるのです。

潜在意識の3大機能

潜在意識には、大きく分けて以下の3つの機能があります。

① セルフイメージ

セルフイメージとは、「自分はこんな人間だ」という自己認識のこと。

このイメージは必ずしも事実に基づいているわけではなく、過去の経験や周囲の影響から無意識に形成されたものです。たとえば、「自分は運動が苦手」と思い込んでいると、どれだけ努力しても成果が出にくくなります。逆に、「自分は行動力がある」と信じている人は、自然と積極的に行動し、結果を出しやすくなります。

② ホメオスタシス(現状維持機能)

人間の潜在意識は、生命維持のために現状を維持しようとする本能を持っています。

「変わりたい」「新しいことに挑戦したい」と思っても、なかなか行動できなかったり、続けられなかったりするのは、このホメオスタシスの働きが強いためです。

たとえば、ダイエットを始めても途中で挫折してしまうのは、身体が「今の体重・生活リズムを維持しよう」とするから。つまり、変化に抵抗を感じるのは自然なことであり、それを乗り越えるためには、少しずつ意識を変えながら行動を習慣化することが大切です。

③ スコトーマ(心理的盲点)

私たちは「見たいものだけを見ている」状態にあります。

たとえば、「赤い車が欲しい」と思い始めると、急に街中で赤い車が目につくようになります。しかし、実際に赤い車が増えたわけではなく、それまでは意識していなかっただけなのです。

これと同じように、「自分には才能がない」「チャンスがない」と思っていると、目の前にチャンスがあっても気づけません。一方で、「成長の機会は常にある」と意識していると、自然と良い情報やチャンスを見つけやすくなります。

潜在意識を味方につける方法

潜在意識を活用するためには、次のような方法が有効です。

  • ポジティブなセルフイメージを持つ
    「自分はできる」「成長している」と自分に言い聞かせることで、潜在意識がそれを信じ、行動が変わります。
  • 小さな成功体験を積み重ねる
    いきなり大きな変化を求めるのではなく、少しずつ「できる」という感覚を増やしていくことで、ホメオスタシスの抵抗を和らげられます。
  • 意識を向ける対象を変える
    「良いこと」「可能性」に意識を向けることで、スコトーマが外れ、新しいチャンスや選択肢が見えるようになります。

まとめ

潜在意識は、私たちの行動や選択に大きな影響を与えています。その力を理解し、うまく活用することで、自由で理想的な人生を手に入れることができます。潜在意識を理解して味方につけることが出来れば目標達成の確率は格段に高まります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました